二日目の朝はお風呂探しから始まる。これまでの旅行だと夕方から夜にかけてお風呂屋に行っていたけど、今回はのんびり入れる朝に入るよう変更することにした。見つけたのが岩手県盛岡市にある喜盛の湯。露天風呂が充実してていいお湯でした。岩手県民は日本一塩分を摂取する県民で脳卒中ワースト1ということがいたるところに書かれていた。
盛岡に来たのは大学2年の頃。もう10年も前だが、今改めて見渡してみると結構きれいになっていた。銭湯ついでにせっかく盛岡に来たから盛岡駅内の大同苑で盛岡冷麺を食べることにした。
いよいよ青森に入る。32歳にして、青函トンネルは車で通れないということを知らなかった。青函トンネルを通れるのは電車であり、車はフェリーで渡る必要がある。フェリーは青森−函館と大間−函館の二航路がある。今回は大間から乗ろうと八戸あたりで時刻表を確認したところ既に終フェリーが終わっており、青森航路に変更。青森港から津軽海峡を渡ることになった。慌てて乗船手続きを済ませて乗船した。
北海道上陸!船に乗ってから3時間40分、やっとたどり着いたのが23時ごろ。気づけばろくに晩飯を食べていない。旅行に出る2週間くらい前に、函館出身の友達夫婦の奥さんにオススメ函館B級グルメを教えてもらったことを思い出し、せっかくなのでそれに挑戦することに決定。名前はラッキーピエロというアメリカンなジャンクフード店で、見るからにジャンキーな看板の店構え。もう深夜というのに店には若い人たちがたくさんいる。対象的に店員はおばさんばかり。看板メニューのチャイニーズチキンと海苔弁を頼む。この時間にこんなハイカロリーなモノを食べることの罪悪感に襲われる。眠かったからか肝心のご飯の写真はなく、盗撮したかのようなおばちゃんの写真しか残っていなかったので記念に載せておく。
函館といえばまず思い浮かぶのが夜景だろう。明日には積丹方面に出てしまう予定なので、ここ函館でゆっくりしている暇はない。もう深夜1時だがせっかくなので函館山に登ることにした。登る前は気づかなかったのだが頂上の濃霧がすごい。視界5mなもんだから夜景なんて見えたもんじゃない。半分ほど降りたところでようやく夜景が見えたのでそこでしばらく夜景鑑賞。いつか頂上からみてみたい。
寝るために道の駅を探して、さらに30分ほど北上した道の駅・なないろななえで車中泊をすることにした。この日は仙台から函館まで500kmほどの移動した。ベッドに入ったのが深夜2時だった。