Honeymoon Mexico#1

新婚旅行というのは人生でだいたい一度きりだし、これまで学生の頃からしてきたひとりの旅行とは違って、とりわけ特別な旅行なんだろうなと勝手に思い込んでいたけども、結論からするとそんなに違いはなかった。あるとすれば、せっかくの新婚旅行だし!って財布の紐がガバガバになることと、大好きなカミさんと四六時中一緒にいれて僕ァ、幸せだなぁって思えることくらいかな。結婚て本当にいいもんですね。

去年2018年4月に入籍し、2019年5月に結婚式を挙げて一段落してから旅行の準備をし始める。候補地としては南アフリカ(イギリス人YouTuberのBenBrownの影響)やヨーロッパあたり(金のなかった学生の頃にあえて行かなかったエリア)等も挙がっていたけど、若いうちに行っておきたい国ということでメキシコを選んだ。


成田に行くまでが遠い

今年の3月末から藤沢市から引っ越して赤羽に住んでいるんだけども、赤羽駅から成田への直通バスがありそうでない。赤羽駅から在来線で東京駅まで行き、そこから成田までバスで行くことにした。

今回はウエデイングドレスとスーツを持っていくことにしたため荷物が多め
13年使っているカリマーのバックパック。丈夫で使い勝手がよい!

久々の旅行なので(言い訳?)、何度も忘れ物チェックはしたはずなのに、案の定東京駅で一眼レフのバッテリーチャージャーを忘れたことに気づく。今回の旅行の長さ的に電池1本じゃ足りないことは明らか。まずは冷静に成田空港にある家電量販店に電話するも2店舗には在庫がないらしい。ちょうど東京駅にいたので、隣の有楽町のビックカメラなら旗艦店感あるし絶対に置いてあるだろう!と思ってカミさんを東京駅に置いて、山手線に乗って走っていくもなんと在庫がない!そんなバカな!店員に聞くと秋葉原店にあるらしく、そこからさらに電車に乗り秋葉原まで行きやっと手に入れることができた。チャージャー単品での在庫って店舗ほとんどないので注意されたし。

1時間待たせたので、不機嫌になったカミさんに叱られて、かなり余裕をもって出たはずなにバッファーをすべて食尽くして成田空港に到着。そのままアエロメヒコに乗り込んで13時間の途方もない移動が始まる。機材はB787-8。今回使ったアエロメヒコは初めてだったが、離陸前の機内アナウンスで機長が歌いだしたりしてとても中米っぽい感じというか、なんとも肩の力が抜けた感じがまたよい。

アエロメヒコの機内食
最近の飛行機は会社の出張でJALが続いたためそれに比べるとちょっと物足りない感じがする

カンクンを超えるリゾート – プラヤ・デル・カルメン

メキシコシティについてから更にローカル路線に乗り継いでカンクン空港へ。今回の旅行はカンクンが目的地ではなく、更に南のプラヤ・デル・カルメンを目指す。カンクンから更に南へ50kmほどいったところにあるプラヤ・デル・カルメンのホテル Rosewood Mayakobaへ。今回、新婚旅行ということでカミさんの希望で取ったホテル。これがまー高い。航空券は日本の代理店経由で取ったけど、このホテルで泊まりたかったビーチエリアの部屋が代理店では空いておいなくて取れないとのこと、、、ただ正規サイトからでは空いている、、、カミさんが英語が堪能なため、直接サイトから正規料金で予約することに成功した。

渡航前にホテルのコンシュルジュからはむちゃくちゃ高い値段の送迎を進められるが、安い相乗りバンを予約した。予約したバンの会社のおっちゃんを探す。ちょっと早めに着いたが、「チップくれたら今すぐ出発できるよ」って言ってきたので脊髄反射でお金を渡して直ちに出発した。バンの中から流れるメキシコの街並みを見ながら、 学生の頃なら余裕でチップはケチってただろうなと思うと大人になったもんだなと。

カンクン国際空港で相乗りバンのおっちゃんを探す。真ん中のオレンジのベストが予約したバンのおっちゃん。

メキシコで2番目のホテル

何で2番になったかは知らないけど、カミさんがそう言ってたからそうなんだろう。大きな門をいくつか越えてさらに森の中を車で5分ほど走ったところで降ろされた。外なのか中なのかわからないようなレセプションでチェックインを済ませる。部屋までは船で行くこともできるらしいがその日はもう日も沈んでしまったため、ゴルフカートみたいな乗り物で部屋まで案内してくれた。カートに乗るも、なかなかたどり着かず暗い道をずーっと走っているので不安になったが、どうもあたりのエリア一帯が宿泊施設になっまており、そのエリアが思ってる以上に広いようだ。

2階建ての建物に2部屋あり、二階部分のROOFTOP OCEAN VIEW SUITE。建物の正面には海が広がり、この建物の後ろにはマングローブ林が広がる川?に面していていた。ホテルというよりもジャングルの中にあるテーマパークのような自然豊かな感じ。なんとも説明しづらい感じ。アドベンチャー感満載のホテルだった。

部屋に入ってすぐに登場したのがバトラーサービスのJanet。急に登場したと思ったら変なテンションで部屋の説明してくれる。ウェルカムフードと、メキシコの蒸留酒メスカルでカクテルを作っておもてなしをしてくれる。バトラーとはホテル専用アプリで直接メッセージのやりとりもできるようでこれは新しいUXだなと。

ウェルカムフードとメスカル。メスカルはテキーラと同じ原料の蒸留酒。スモーキーな味わい。
カミさんはジャンキーなメキシコ料理を期待していたらしいけど、全然そんなのじゃない上品でヘルシーなメニューだった
朝食もカラダによさそうなメニューばかり
ベランダに出ると屋上に上がれる階段があり、ここを登ると屋上にベッドとハンモック、さらにプライベートプールがありふかふかのソファがある。眼前に広がるカリビアンブルー。なんとも贅沢極まりない。

ここで2日間存分に満喫し、プラヤデルカルメンを後にした。

つづく…


メキシコ旅行についてはjamming.fmでも語っているのでそちらもぜひ聴いてみてください。